Book節操がなさすぎるオクラホマのローカルバンド。ブギー、ファンク、カントリーなど幅広すぎ問題の中、注目すべきはカナダのフォークデュオFraser & Deboltの「Gypsy Solitaire」の変態ニューウェイブカバー。なんでもやればいいと思ってるんじゃないの?そう、やればいいのよ!Greatest Hits Vol.13と銘打たれていますが、もちろんこの1枚しかリリースしていません。 #15522
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Ods Bodkinsテネシーの3兄弟によるフォークサイケ名盤。6弦+12弦ギターのアンサンブルが特徴的。演奏も歌も達者なのでサイケ特有の素人っぽさがなく、ひたすらルーラルな気分に浸れます。 #15970
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Gary McFarland / Peter Smithあのスウィートジャズキング、ゲイリーマクファーランドの遺作でもあり、ポップス、ボーカルものに挑戦した結果、極めてセンスのいい上質のAORの先駆けになったという異色のソフィスティケイテッドSSW作品。果てしなくまろやかな音像。全体的に和める曲調ですが A4,5 などのソフトなグルーヴものもありのヨカ盤。fe. Warren Bernhardt (key), Sam Brown, Stuart Scharf (g),etc.。 genre = フォーク・SSW・AOR Folk, SSW, AOR
#15842
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Praiseカナダ産のCCM系AOR隠れ名盤!爽やかなギターカッティングにメロウなエレピ、ブルーアイドソウルなビートに女性コーラスと、必要なもの全装備の一枚です。 #15976
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Fred Bongusto60年代から活躍するイタリアのポップスSSW。作曲家として「青い体験」など数々の映画音楽で活躍していますが、自身名義のアルバムもさすがの才能爆発。全体的にスロー〜ミドルテンポのイタリアらしい叙情的な楽曲多し。内袋が歌詞カードになってます。 #15470
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The West Coast Pop Art Experimental Band石油王のボンボンであり何も楽器が弾けないボブ・マークリーがモテたい一心でLaughing Windを乗っ取って作ったサイケバンドの名作であり珍作でもある。フランクザッパのFreak Out!収録曲の再アレンジ版やヴァンダイクパークスの楽曲などもあり、楽曲的には名作揃い。バンドの肝になっていたのはマイク・カーブに気に入られ後にThe Smokeを作るマイケル・ロイド。歪んだ人間関係のまま発展するバンドは、その後も独特のサイケデリアを深めていくことになる。モテたい気持ちから始めてもそれなりに続けられれば、それなりの地点に到達するものなんですな。 genre = サイケ・ヒッピー Psych, Hippies
#15764
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Paul Ryan双子の兄であり、のちにカメラマンとしても大成するBarry Ryanとのコンビでヒットシングルを連発したUKの才人。ある時期からは表に出るのはやめ、裏方に回り、フランクシナトラやダナなどに曲を書いたりもしていた。B面「Hellow Hellow」の美しいメロディはもっと評価されるべきですね。 genre = フォーク・SSW・AOR Folk, SSW, AOR
#15665
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Ganim's Asia Minorsアルメニア系アメリカ人Charles Ganimianによる激レア・シングル。オリエンタル・ロックンロールという副題が付いたいかがわしいエスノポップで、B級変態エキゾロックンロールコンピ”Jungle Exotica Vol.1”に収録されて知られるようになった。元々はアラブ系のトラディッショナル楽曲だったという話もある。 #15626
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Ronny & The Daytonas2nd。モノ版。64年の大ヒット"GTOでぶっとばせ"のサーフ/ホットロッド・グループによる好ソフトポップス。スマッシュヒットを記録したA1"Sandy"をカシラに全曲メロウでとろけそう。ビーチボーイズ・ファン必携の名盤。Jan&Deanのアルバム「Save For A Rainy Day」みたいな雰囲気のB5"I'll think of summer"も素敵です。 #15799
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Russ 'n' Paul東部で活動していたらしいローカルSSWデュオ。随所で大いにコミカルアピールしちょりますが、全曲オリジナルの中身はまじめ。ウエストコースト調のギターサウンドにギャラガー&ライルみたいな爽やかでキャッチーなポップチューンを聴かせてくれます。ギター&エレピで参加してる Steuart Smith はのちにイーグルスに参加。 #15954
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Gregg SurianoNY発のCCM系AOR、ヨットロック自主制作盤!アレンジは荒削りながら、メロウなエレピ、エロいサックス、女性コーラス、人の良さそうなボーカルなど、まさにピースなムード満点!緩めのパーカッションも心地よいです。バートバカラックやBJトーマスにも気に入られて、83年に2枚目のアルバムをリリースしています。 #15959
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The Unspoken WordNY発の男女混声アンダーポップ、ポップサイケグループの1st.アルバム。サイケなオルガンと浮遊する女性ボーカルが絡む68年らしい歪んだ世界観を基調にしつつ、洗練されたコーラスやストリングス、ブラスによるストーリー性のあるプログレッシブなアレンジなど、異常なほど完成度の高いサウンドに仕上がっている。サージェントペパーズはもちろん、クリサリス、THE FOOL、コーマス等が好きな人にもオススメ。 #15444
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Van Dyke Parks4th。ちょ〜傑作ポップス!!ブレアラビット (ウサギどん キツネどん) を下敷きにしたレコードミュージカル。パークスの作詞作曲ですが、ほとんどの詞はリトルフィート人脈、元 Factory の Martin Kibbee とのコラボです。fe. Emil Richards、Robert Greenidge、Fred Tackett、etc。arr. Lennie Niehaus。 #15824
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Mulatu Astatke & His Ethiopian QuintetLSD愛好家のドキュメントかと思いきや、エチオピアジャズシーンのパイオニアであるヴィブラフォン奏者Mulatu Astatkeの幻のデビュー作品。エキゾジャズに大量のSE、声、ノイズ、電子音がオーバーダブされた控えめに言ってハチャメチャな内容。もちろん再発されることもなく、ムラトゥのミッシングリンクアイテムとして高額で取引されてきた一枚であります。 genre = サイケ・ヒッピー Psych, Hippies
エキゾ・エスノ Exotica, Ethno
その他ジャズ Jazz Miscellaneous
生録・SE SoundScape,SoundEffects
#16021
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John Valentiブルーアイドソウル、AOR名盤!元Puzzleのドラマー。プロデューサーのBob Cullenを迎えての1stソロアルバム。洗練されたサウンドプロダクションはエバーグリーンな輝き。 #15971
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Thea And Company世界中にほとんどデータが見当たらないが、70年代にソウルグルーヴのグループをプロデュースしていたドラマーJoey Casellaが結成したラウンジバンドのよう。Bラスの奇跡的に素晴らしいメロウ&グルーヴとAラスのEngelbert Humperdinckで知られるQuando Quandoカバーが素晴らしいです。 #15609
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Los Iniciadosスパニッシュ・アンダーグランド一大電子ノイズ集団El Aviador Droのサブプロジェクト。Aviador Droの誰が参加しているかは不明。そこも含めてレジデンツの影響が感じられる場面もあるが、パフォーマンスと共に再生されるため、音楽自体は非常にアブストラクトです。 genre = ニューウェイヴ以降 New Wave
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David Cunninghamフライング・リザーズの主宰として、マイケル・ナイマンやディスヒートのプロデューサーとして、ニューウェイヴと前衛ロック、現代美術までを結んだ重要人物、デビッド・カニンガムの学生時代のソロアルバム。A面はミスタッチを拡張させていく、まさにマニュアル・オブ・エラーズな「Error System」を使った変則ミニマル群。B面もおそらく曲ごとに何かのルールに則って作られたと思われる反復中心の脱線現代音楽が並んでおります。 #15778
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The Honeymoon Killers元々はベルギーで生まれたポストパンクバンドに、レコメンフランス支部中心人物でもある鬼才マーク・ホランダー率いるアクサクマブールや女性ボーカリストなどが合体して出来たハネムーンキラーズの大名盤2nd。フランス的なユーモアを纏ったニューウェイヴ・テクノポップと前衛ロック流儀を繋ぐ貴重なサウンドは唯一無比!ちなみにアルバムタイトルは、フランス語での「The Honeymoon Killers 」で、合体する元のバンド名でもあります。 #15806
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Michael BrushUSミシガン産SSW~AORのPRIVATE PRESS盤。JAZZ~BLUESピアニストMICHAEL BRUSHが唯一残した全編ジャンルレスに楽しめる充実のアルバム。AOR、ソウル、ジャズ、ポップス、SSWなどの良いところを集めたような、それでいてどこか異質さやプライベート感も残したままの文句なしの名盤です。 #15815
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