Perrey & Kingsleyフランスでテープループを使ったコラージュミュージックにハマっていた実験音楽家Jean Jacques Perreyが、ブロードウェイのアレンジなどを手がけていたプロの音楽家Gershon Kingsleyとアメリカ旅行中に出会ったところから、この歴史的名盤、「ペリキン」の記念すべきデビューアルバムは生まれた。気の遠くなるようなテープの切り貼りや、Perreyが「Electronic Sono-Synthsis」と呼んだ電子楽器システムによるサウンドと、クラシックのメロディからヒントを得た楽曲がコラボレートされ、かつてこの世の中に存在しなかった強靭なオリジナリティを持ったポップの形が生まれ出た。ペリキンに似たものは、すべてペリキンに似たものとしてしか今後も存在しえないだろう。 genre = 電子ポップ Pop Electronics
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