Enter Shop Manuaal of Errors SONOTA
欧州ジャズ・ポップス
Alibabki/Zagrajmy W Kosci Jeszcze Raz.

Alibabki

Zagrajmy W Kosci Jeszcze Raz.

Muza LP

ポーランド盤。ポーランドの様々なジャズ、ポップスのレコーディングに参加している女性6人組コーラスグループの自身名義の2ndアルバム。いや、このアルバムは本当に凄いです!B1を試聴して頂ければわかると思いますが、これほどまでに完璧な楽曲とアレンジ、コーラスワークに彩られたポップス/ソフトロックは西側にだってそうそうあるもんじゃないすよ!Novi Singersとの共演でも知られる鍵盤奏者Wojciech KarolakやCzeslaw Bartkowskiなどの豪華スタッフのプロダクトが結実した大名盤!


Opus 5 + Jukka Linkola Octet/Scat Suite

Opus 5 + Jukka Linkola Octet

Scat Suite

Dig It LP

83年。ジャズとクラシックを自由に行き来し、フィンランドの至宝と呼ばれる天才作曲家のコンポーザーJukka Linkolaのカルテットと、混声コーラスグループOPUS 5が共演した、最高級クラスのジャズスキャットアルバム!グルーヴィーかつプログレッシブ。地球上の誰も文句をつけらないであろう最強の内容!


Toni Esposito/La Banda Del Sole

Toni Esposito

La Banda Del Sole

Philips LP

サードイアーバンドを始め、イタリアの数多くのバンドに参加しているナポリ出身のパーカッショニスト/コンポーザーの78年ソロ名義作品。ジャズフュージョンとイタリアンプログレッシブロックの下地に、ラテンアメリカやパシフィック=エキゾまで網羅するワールドミュージックの味付け、ところどころに出てくるキーボーディスト的なポップなメロディが楽しい。


Cecily Forde/On a tout dit de L'amour / Il est blue, Il est gris

Cecily Forde

On a tout dit de L'amour / Il est blue, Il est gris

Philips 7'

オランダ盤。60年代に欧州で活躍したジャズシンガーで、数々のジャズフェスティバルの収録盤に名前を見かけるCecily。A面は抑えたホーンやバリトンギター、女性コーラスが美しいボサポップス。メロディが印象的で素晴らしい曲!B面はクリスマススタンダード曲"The Little Drummer Boy"で知られるHarry Simeoneのナンバー。


Georges Guetary/Copain Copain etc...

Georges Guetary

Copain Copain etc...

Path's 7'

フランスの俳優兼歌手ジョルジュ・ゲタリーが歌うカリブテイストのボサナンバー、作曲、全アレンジは「パパはママが好き」のJo Moutet先生!


Conny Vink/Bossa Nova Boy / Niemand Weet (I'Amour)

Conny Vink

Bossa Nova Boy / Niemand Weet (I'Amour)

RCA Victor 7'

オランダの国民的歌手。ボサノバでボサノバのことを歌う自己言及的シングル。オランダでヒットしたようです。サビ以外はオランダ語で歌われているので、肯定的なのか否定的なのかわかりませんが、耳に残るメロディですね。


Pitty Mello & brasil sound/K-carnaval / Sharon Tate

Pitty Mello & brasil sound

K-carnaval / Sharon Tate

Disco Samba Records RCA 7'

フランス盤。パリでブラジルに思いを馳せるヒゲのおじさん。後年にはランバダとかそっちの方に行っちゃったみたいですが、昔からずっとラテンというかカーニバルものを作り続けております。本作はちょっと歌謡曲っぽくも、コード進行がなかなかかっちょええディスコサンバ。


Gimmicks/In Acapulco

Gimmicks

In Acapulco

Karussell LP

70年。北欧のセルメン、スウェーデン発の最上級男女混声ソフトロックグループGimmicksの超人気盤。"Mas Que Nada" "Wave" のクールなカバーのほか、オリジナルの爽やかサンバ "Coco-Loco Samba"が素晴らしいです。


Vasile Veselovschi/Ce-i cu tine, suflete +3

Vasile Veselovschi

Ce-i cu tine, suflete +3

Electrecord 7'

ルーマニア盤。ルーマニアからのニューディスカバリー!コンポーザーVeselovschiの作品をそれぞれ別の歌手が歌った4曲を収録。Gica Petrescuが歌うA1は、ストリングスやトランペットが美しく絡む哀愁のボサジャズ。ほかの3曲の方で聴けるフレンチ/イタリアンサントラっぽいカラフルなオーケストレーションやフレンチポップ風の曲も非常に面白く、今後注目されそうな作家です。


Pasha Hristova/Nawa Xpuctoba

Pasha Hristova

Nawa Xpuctoba

Balkanton LP

71年。ブルガリアの実力派女性シンガー。表ジャケは何が書いてあるかわかりませんが、裏ジャケや曲名は英語表記になってます。シンガーのアルバムらしく様々なスタイルの曲を収録してますが、まずは非常に洗練されたソフトボサのA5 "A Fair Wind"をお試しください。A7 "Happy Together"はタートルズのあの曲のカバー。B3,4はフレンチサントラっぽい洒落た雰囲気。かと思うとド演歌みたいな曲もあったりして、ブルガリアの事情ってよくわかんないな?。録音レベルが極端に低いので再生の際はご注意を。


Alicja Majewska/Bywaja Takie Dni

Alicja Majewska

Bywaja Takie Dni

Muza LP

ポーランドの女性ポップスシンガーのデビュー作。ポップス歌手らしく、曲ごとにスタイルが違うのですが、なんといってもポーランド重要人物Piotr FigielによるARP(たぶん)シンセ入りソフトボサ曲 "Ksiezycowe Dziewczyny" が最強!ポーランドの誇る最強女性コーラスグループAlibabkiも参加。


Novi Singers/Torpedo

Novi Singers

Torpedo

Muza LP

(WOC) Noviの最高傑作と言われる2nd(ポーランド国内)アルバム。高速ジャズスキャットからフロア対応グルーヴィーチューンまで、文句なしの名作!


V.A/Zapraszamy do Trojki 2

V.A

Zapraszamy do Trojki 2

Muza LP

(B1 のキズが音でます。他は VG++ に近いです) 78年?ポーランドの代表的レーベルMUZAの人気コンピレーション第二弾!Maryla RodowiczやLucja Prus、Ewa Bemなど、日本でも人気のポップスシンガーが大集合しております。B3のテナーサックス奏者Jan Wroblewskiのトラックには、Novi Singersと並んでポーランドを代表する女性コーラスグループAlibabkiが参加。


Marius Cultier/La Fleur et L'oiseau

Marius Cultier

La Fleur et L'oiseau

MG Production LP

フランス盤。83年?カリブ海に浮かぶフランス領マルティニーク島出身のキューバンジャズピアニスト。女性シャンソン歌手Jocelyne Beroard参加の82年人気盤「Concerto Pour la Fleur et L'oiseau」とおそらく同内容だと思われますが、なぜかジャケが手書き簡易印刷で、「Concerto Pour?」の文字も見当たりません。どういうことなんでしょうね。ラテンレアグルーヴのアルバムが人気の彼ですが、本作はピアノトリオにバイオリンを加えた軽やかなジャズアルバムです。


Maryla Rodowicz/Sing-Sing

Maryla Rodowicz

Sing-Sing

Pronit LP

ポーランドのちょっとエキセントリックな女性ポップス歌手。フォーキーだったり演劇がかってたり、いろいろなタイプの曲を器用に歌いこなすが、B面には "Dom Na Jednej Nodze" を始めとして、エレピやパーカス、甘いストリングスを使ったメロウなフリーソウル曲が並び、昨今人気盤になっている。全体的にヒネリのきいた曲が多く、表情豊かな彼女のボーカルの魅力が存分に引き出されている。


Novi Singers/Pay Tribute

Novi Singers

Pay Tribute

Muza LP

78年。ポーランド最高のコーラスグループのラストアルバム。J.WebbやBeatlesなど全曲がポップスカバー。時期的にフュージョンの影響を強く受けたアレンジや音色が特徴的です。大胆なアレンジで紡がれるA.C.Jobinの"Wave" "One Note Samba" は、共産圏に置いておくのが勿体ないテラあか抜けたセンス!ポーランドに多い同タイプのグループの追随を許さない圧倒的な貫禄です。


Mocedades/15 Anos de Musica

Mocedades

15 Anos de Musica

CBS LP

スペインの人気ポップスグループの85年ライブ盤です。中心人物だったJuan Carlos Calderonは既に参加していないようですが、スペイン語圏では知らない人がいない大御所グループらしく堂に入ったステージング。欧州ラテン圏のポップスは、コード進行やキメの作り方が日本の歌謡曲と近いので、70年代のちょっと洒落た和モノコーラスグループを聴いている感じです。


Ludek Hulan/Mila Spolecnost

Ludek Hulan

Mila Spolecnost

Supraphon LP

78年。チェコスロバキアを代表するベース奏者、「夜ジャズ」にも収録されたHulanのリーダーライブアルバム。東のBrabara Mooreとも評されるチェコの女性ボーカリストJana Koubkovaのセクシーなスキャットをフィーチャーした"Mala Karin" や "One Note Samba " のカヴァーが白眉。クールな自作曲やファンキーなNat Anderleyのナンバーなども収録。


Aleksander Mazur Quartet & Novi Singers/Bacharach

Aleksander Mazur Quartet & Novi Singers

Bacharach

Muza LP

人気のポーランド男女混成コーラスグループNovi SIngersが、これが初レコーディングとなるジャズ・カルテット「アレクサンダー・マズ・カルテット」と共演した全編バート・バカラックのカバー集。"Look of Love" や "Are You There?" "Close to You"といった言わずもがなの名曲を始め、A3ではBacharach Medleyとしてこれでもかと料理していきます。絶妙なスキャットやハミングと、カルテットの手堅い演奏がマッチした好盤!


Lucja Prus/Same (1980)

Lucja Prus

Same (1980)

Wifon LP

80年。ポーランドのジャズ女性ボーカル名盤!ボサやコンボスタイルのジャズ、シャンソンや男性ボーカルとのデュエット曲など、バラエティに富み、かつ非常に繊細で完成度の高いサウンドプロダクションと、つぶやきやウィスパーボイスを交えたキュートで表現力豊かなボーカルが見事にマッチした最高に素晴らしい作品。政治的に抑圧された国で生まれた音楽とは思えない極上の作品です。必聴!


Enter Shop