Enter Shop Manuaal of Errors SONOTA
レコメン・アヴァンポップ
Aqsak Maboul/Un Peu de L'ame des Bandits

Aqsak Maboul

Un Peu de L'ame des Bandits

Crammed LP

ZNRと並ぶフレンチアヴァンポップ源流のもう一つのバイブル。Crammed Discを主宰するMarc Hollanderが率いるアクサク・マブールの伝説的な名盤2nd.アルバム!フランス室内楽的世界観のファーストと大きく異なるのは、Fred Frith、Cris Cutlerという本家レコメンHenry Cow勢の参加。もちろん前衛ロック・ミーツ・室内楽楽器的な曲もあるのだが、しかしこのアルバムを歴史に残る名盤にしているのが、A1 "A Modern Lesson" と、それに続くタンゴやトラディショナルをフランス的なユーモアで咀嚼したジャンル分け不能の楽曲群。こんな音楽本当に聴いたことがないです。ちなみにジャケはチンコの消し具合で数種類ありますが、これはモロ出しバージョンです。


Muffins/Open City

Muffins

Open City

Cuneiform LP

85年。才人Dave Newhouse率いるレコメンアメリカ勢代表バンド。バンド解散後のレア音源集。1stアルバム期77年のスタジオライブ音源を中心に、伴奏でコラボレートしたFrid Frithのソロ作 "Gravity" のアウトテイク2曲も収録。


Material/Memory Serves

Material

Memory Serves

Elektra Musician LP

82年。Bill Laswell を中心にしたプロジェクトグループの1stフルアルバム。台頭しつつあったヒップホップ文明を横目にしつつのかっこええパワフルなファンクジャズロック。活動初期に Daevid Allen とアルバム New York Gong を作ったりもしてますが、ここでは Massacre の盟友 Fred Frith や、強者 Sonny Sharrock らが活躍。


Muffins, The/185

Muffins, The

185

Random Radar LP

81年。才人Dave Newhouse率いるレコメンアメリカ勢代表バンドの名作2nd。「Gravity」で片面まるごと参加してもらったFrid Frithがプロデュース&参加しております。ヘンリーカウをNY的に解釈した正統派カンタベリーサウンドだが、アメリカらしくザッパの影響なども垣間見えるところが面白い。


ZNR/Traite De Mecanique Populaire

ZNR

Traite De Mecanique Populaire

S.C.O.P.A LP

70年代半ばのソルボンヌ大学で奇跡的に融合したサティと反体制ロック。ジョセフ・ラカイユとエクトル・ザズーによる唯一無比の極めて奇妙なユニット。衝撃のデビュー作「Barricade3」に続く彼らの2ndアルバムは、ファーストでみられた「ラカイユのピアノをザズーがプリミティブなシンセで台無しにする」という構図から一転し、両面をそれぞれの名前で分けつつも、木管やアコギ、バイオリン、時にはノイズなどを加えた変則的ながらヨーロッパ的な哀愁や退廃的美学に満ちた室内楽の形をとっている。


Rascal Reporters/Ridin' on a Bummer

Rascal Reporters

Ridin' on a Bummer

Hebbardesque LP

アメリカの異色レコメン派鍵盤ユニット、幻の84年セカンド。前作同様A面B面をお互いの作曲サイドで分けて制作されている。Fred Frith、Tim Hodgkinsonなどの本家レコメン勢やMuffinsのDave Newhouseなど、硬派前衛ミュージシャンが参加しているが、レコメン的要素とアヴァンポップを繋ぐような、彼ら特有のちょっと稚拙でピントのボケた脱力感や、時々垣間見える哀愁メロディ、バカラックなどにも通じるアメリカ的ポップセンスは健在!再発はジャケが全く違います。


Hatfield and the North/Afters

Hatfield and the North

Afters

Virgin LP

(ジャケエッジ部に多少傷みあり) 英盤 80年。2枚のアルバムを残して解散したハットフィールド&ザ・ノースの解散後に出たベスト盤的編集盤。シングルオンリーの曲やライブテイクなどのレアトラックも収録されているうえに、ジャケも素晴らしい、ハットフィールド&ザ・ノース関連のアルバムの中でも一番のレア盤になっている。 専門店では倍以上する事も。 名曲レッツ・イートをアナログで聞きましょう!


Albert Marcoeur/Armes & Cycle

Albert Marcoeur

Armes & Cycle

Philips LP

79年。クリンペライなどのフレンチアヴァンポップ/トイポップに多大な影響を及ぼし、今なおアヴァンポップの異端かつ大御所として活動し続けるアルベール・マルクールとそのグループ。本作は前二作よりロック色が強く、また存在枚数がかなり少ないと思われる3rd. ロックと言ってもそこはマルクール流。どうやったら思いつくのかわからない高度にねじくれたアレンジと抜群の演奏力、ユーモアと哀愁と笑い。「フランスのザッパ」と呼ばれる以上の音楽がここにあります。


Slapp Happy/Acnalbasac Noom

Slapp Happy

Acnalbasac Noom

Recommended LP

デビューアルバム「Sort of」が実験的すぎて売れなかった為、73年に独Polydorから発売拒否され、その後80年になってクリス・カトラーの手によりようやく日の目を見たセカンドアルバム。74年にVirginから発売された「Slapp Happy」は、お蔵入りしていたこのアルバムをスタジオミュージシャンを使って再録音し直したもの。こちらのオリジナルバージョンは、ファースト同様ジャーマンサイケデリックバンドの雄FAUSTがバックを務めており、多少稚拙で混沌としながらも自由で開放された演奏がVirgin盤より彼ららしいと評価する人が多い。


Albert Marcoeur/Album a Colorier

Albert Marcoeur

Album a Colorier

WEA LP

(※ジャケ水ダメージあり、右側が少したわんでます) 76年。ZNRやパスカルコムラード、あるいはクリンペライやルクドブクといったフレンチアヴァンポップ/トイポップグループは、レコメン系の流れを汲んでるわけですが、その辺りから離れたところで唐突に存在し彼らに多大な影響を与えつつ、今なおアヴァンポップの異端かつ大御所として活動し続けるアルベール・マルクールとそのグループ。フランスらしいユーモアが効いた唯一無比の音楽。本作はアコギとホーンの絡みが最高に面白い2nd.


Albert Marcoeur/Album a Colorier

Albert Marcoeur

Album a Colorier

WEA LP

76年。ZNRやパスカルコムラード、あるいはクリンペライやルクドブクといったフレンチアヴァンポップ/トイポップグループは、レコメン系の流れを汲んでるわけですが、その辺りから離れたところで唐突に存在し彼らに多大な影響を与えつつ、今なおアヴァンポップの異端かつ大御所として活動し続けるアルベール・マルクールとそのグループ。フランスらしいユーモアが効いた唯一無比の音楽。本作はアコギとホーンの絡みが最高に面白い2nd.


ZNR/Barricade 3

ZNR

Barricade 3

Isadora LP

サティから生まれた突然変異室内楽ユニットZNRのファーストアルバム。今や欧州を代表する作曲家になったジョセフ・ラカイユの美しいピアノ旋律と、イタズラ大好き男エクトル・ザズーの暴力的と言っていい程行き当たりばったりの無骨なアナログシンセとの奇跡の出会い。よく見かけるレコメン盤(とは言ってもこちらも既にかなりレアだが)ではなく、オリジナルのイサドラ白ジャケ盤。ジャケのイラストはあのキャプテン・ビーフハートによる描きおろし。大大名盤です!


Albert Marcoeur/Same

Albert Marcoeur

Same

Atlantic LP

74年。ZNRやパスカルコムラード、あるいはクリンペライやルクドブクといったフレンチアヴァンポップ/トイポップグループは、レコメン系の流れを汲んでるわけですが、その辺りから離れたところで唐突に存在し彼らに多大な影響を与えつつ、今なおアヴァンポップの異端かつ大御所として活動し続けるアルベール・マルクールとそのグループ。フランスらしいウィットに富んだ唯一無比の音楽!衝撃のデビューアルバムがコレです。※ジャケエッジ部に多少傷みあり。


Albert Marcoeur/Celui Ou Y'a Joseph

Albert Marcoeur

Celui Ou Y'a Joseph

Lechant du Monde LP

(音に影響ありませんが、若干ソリあり) w/ inner sleeve X 2。84年。ZNRやパスカルコムラード、あるいはクリンペライといったフレンチアヴァンポップ/トイポップグループは、レコメン系の流れを汲んでるわけですが、その辺りから離れたところで唐突に存在し彼らに多大な影響を与えつつ、今なおアヴァンポップの異端かつ大御所として活動し続けるアルベール・マルクールとそのグループ。フランスらしいユーモアが効いた誰も追随しようがない唯一無比の音楽。本作は80年代に唯一制作された非常にレアな4th.アルバム。アコーディオンや現実音、ドラムなどによる奇妙なリズムアンサンブルとブラスの絡みは、完成の域に。ちなみに真っ黒なジャケは折りたたみ式になっていて、開くと4枚分の巨大絵画が現れます。


David Earle Johnson/Skin Deep-Yeah!

David Earle Johnson

Skin Deep-Yeah!

Johnathan David Earle LP

79年。ヤン・ハマーのアルバムなどにも参加しているパーカッショニストのソロ名義作品。主にジャズ/フュージョンの世界でセッション活動をしてきた人みたいですが、このアルバムはラテンフレーバーとレコメン的なジャズロックテイストが混じったような、一筋縄ではいかないひねくれた楽曲が並び、意表をつかれる仕上がり。こんなに訳のわからない、でも心地よいアルバムはそうそうないですよ!


V.A. (Club Foot Orchestra, Naked City, Bay of Pigs, etc.)/Club Foot

V.A. (Club Foot Orchestra, Naked City, Bay of Pigs, etc.)

Club Foot

Subterranean LP

80年。レジデンツのラルフレコードなんかからもリリースしている西海岸の謎のアヴァンポップ楽団 Club Foot Orchestra 人脈のコンピ。立花ハジメ「H」の元曲である "Theme from Club Foot" や「H」のライブでも演奏していた Alterboys の "Frank Sinatra" など。この辺の音はレコメンともNYロフト派とも違う独自のもの。


Albert Marcoeur/Album a Colorier

Albert Marcoeur

Album a Colorier

Atlantic LP

76年。ZNRやパスカルコムラード、あるいはクリンペライやルクドブクといったフレンチアヴァンポップ/トイポップグループは、レコメン系の流れを汲んでるわけですが、その辺りから離れたところで唐突に存在し彼らに多大な影響を与えつつ、今なおアヴァンポップの異端かつ大御所として活動し続けるアルベール・マルクールとそのグループ。フランスらしいユーモアが効いた唯一無比の音楽。本作はアコギとホーンの絡みが最高に面白い2nd.


Residents/Commercial Album

Residents

Commercial Album

Ralph LP

80年。70年頃に結成、メンバーを一度も明かすことなく、目玉の被りモノをして今なお活動を続けるポップアヴァンギャルドの神レジデンツ。70年代以降の「変わった音楽」はすべて「レジデンツに似ている」とすら言ってもいいだろう。その彼らが80年にリリースしたのが、1分の曲が40曲、ちょうど40分収録されたこのコンセプトアルバム。彼らの代表作の一つとして語られる名盤である。なおこのアルバムにはフレッド・フリスやクリス・カトラーといったレコメン一派や、サンディ・サンドウィッチという変名でXTCのアンディ・パートリッジが参加していることがわかっている。


山口優/がんばれ森川くん2号サウンドトラック

山口優

がんばれ森川くん2号サウンドトラック

メディアリング CD

97年。EXPOの山口優が音楽を担当したPS用の同名ゲーム仕事のCD化盤。モンド=ストレンジテイストをゲーム音楽に持ち込んだアヴァンポップな作品。現在はたぶん当店でしか購入できません。


V.A./Studio Animals tape number 4: the album

V.A.

Studio Animals tape number 4: the album

LP

アメリカで唯一アヴァンポップを作り続ける男、Frank Pahlと、その周辺人脈によるオムニバスアルバム第4弾。すべてPahl氏の個人スタジオで録音されている。氏のキャリアを反映してか、アメリカ流パンク・アヴァンギャルドっぽいバンドが多く、うち半分くらいPahlが参加している。日本で言えばイトケンが友人達を集めて作ったオムニバスアルバムといった感じか。Rascal ReportersやOnly a Motherの貴重な未発表トラック入り!


Etron Fou Leloublan/Les Poumons Gonfles

Etron Fou Leloublan

Les Poumons Gonfles

Turbo Music LP

マルセイユが生んだ、あまりに独創的な前衛ロックバンドの、代表作といわれる3枚目。F.Frithのプロデュースだが、レコメン=ヘンリーカウの図式は全く見受けられず、むしろC.ビーフハートとの構造的な共通点が感じられる。ロックの範疇にこんなアンサンブルが成り立つ余地があることが不思議。


Enter Shop