多少認識度が上がったアヴァンポップの世界ですが、
その源流を辿ると、
Henry Cowを代表とする
イギリスの前衛ロックレーベルRecommended Recordsに行き着きます。
いわゆるレコメン派と呼ばれた彼らの活動は全世界に大いなる影響を与え、
死に体同然だったロックという音楽構造に新たな可能性を示しました。
アヴァンポップは、
いわばレコメン系とフレンチポップ、
さらにはフランス近代音楽などをも巻き込んで生まれた
フランス流の前衛ロックであり、
また90年代以降は、
モンドミュージック経由での新しい解釈によって、
ラウンジミュージックのオルタネイティヴなスタイルとして
以前より広く認知されるようにもなりました。
SONOTAでは「プログレの流れ」ではない解釈で
このレコメン?アヴァンポップ、また各国で独自の発展を遂げた前衛ロックの姿を
追っていきたいと思っています。
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BinderハンガリーのピアニストKároly Binderによる、かなり反則技の多い前衛ジャズ。ちょっとジャズロックやレコメン系の香りもするけど、ミニマルミュージックを披露したと思えば、突然Jazzduo Giebel-Nettばりのリズムボックスが飛び出したり、長いピアノソロが続いたりと、自由すぎる作風になっております。今も毎年のように作品をリリースする活動的な音楽家です。 #16610
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Men & Volts画家でもあり、老人との対話の口述記録の作品化でも知られる特異な経歴の持ち主であるDavid Greenbergerが79年に結成していたオルタナティヴロックバンドのデビュー作。彼はベースと作詞を担当。ビーフハートにも近い感触を持つプログレッシヴで自由な楽曲たちは、ギターのPhil Kaplanの才能によるところが大きい。とにかくポテンシャルが高く曲調に幅があるので、できれば最後までサンプル聴いてね。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16603
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Patrick Portella / Joseph Racailleアヴァンポップの祖であるZNRではピアノ演奏をHector Zazouのラディカルな単音シンセによっていい意味で台無しにされてしまったラカイユと、同じくZNRでクラリネットを吹いていたPatrick Portellaが、Zazou抜きでフランス流室内楽を披露したのが本作。45回転なのに30曲もの小曲を収録しているが、とにかくどの曲も秀逸。決して上手くないボーカル入りトラックもいくつもある。大傑作なのにいまだにCD化されていない模様です。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16679
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The Scene Is NowNYの前衛ジャグバンドのデビューシングル。人脈的にはNo Wave周辺に近いんですが、楽曲的にはFrank PahlのやっていたOnly a Motherのような、カントリーをベースにした脱力アヴァンロックに似た雰囲気があります。本作は最初期にリリースされ、その後の1stアルバムや近年発売されたベスト盤にも未収録です。 #16528
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Etron Fou Leloublanマルセイユが生んだ、あまりに独創的な前衛ロックバンドの、代表作といわれる3枚目。F.Frithのプロデュースだが、この時期になるとレコメン=ヘンリーカウの図式は全く見受けられず、むしろC.ビーフハートとの構造的な共通点すら感じられる。ロックの文脈にこんなアンサンブルが成り立つ余地があることが不思議だが、フランス人らしいユーモアも交えつつ、唯一無二のプレイスタイルを持ったメンバーたちが集まった結果の奇跡であるとも言える。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16534
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Residents7インチミニアルバム7曲入り。翌年このEPの全曲を片面に、別の面に"Buster & Glen"を足して5枚目のアルバムとして発表し直される.というわけで、あまり市場では出回っていない、レアなEPです。レジデンツの各アルバムの中ではどちらかと言えば地味な存在ですが、収められた楽曲はいかにもレジデンツといった感じのものばかりで、個人的には好きなアルバムです.もちろん、スネークフィンガーも参加しています。二つ折りのカンガルージャケ。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16522
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Otto Kentrol (BILL YLITALO)数々のパンク、前衛系バンドに参加してきたアメリカのマルチプレイヤーによるサイコーにかっこいい5曲入りNo Waveオルタナティブジャズパンク作品!すべての楽器を本人が演奏している。後半はアヴァンギャルドなインプロ合戦のように聴こえるが、どうやってるんでしょうね。タイトル曲の作詞でArto Lindsayが変名で参加。 #16570
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AngletraxSADISTA SISTERSのウェンディ・ハーマンがボーカルで参加しているむっちゃかっこいいポストパンク・アヴァンロックファンクバンド。あまり売れずアルバムもこの一枚だけだが、もっと評価をされていいグループであることは間違いなく、この時期のオルタナティブの一つの到達点と言ってもいい。あるサイトに書かれていたこの文言がまさに言い得てる。「音楽を再定義した時代の、生々しいエネルギーと創造性を体感してください」。必聴! #16498
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The Best (Michael Rietzke,Ralf Piefkowski)84年だけどニューウェイヴでもなく、でも普通のロックでもなく、アーティスト情報もまったくなく、一体どう解釈すればいいのかと思っていたら、B面最後の方を聴いて一気に理解できました。アンクルミートやブラックペイジによく似たフレーズが出てきます。78年に彼が参加しているバンドもクラウトロックmeetsザッパな一枚です。ドイツにフォロワーがいるのも不思議ですね。 #16502
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AngletraxSADISTA SISTERSのウェンディ・ハーマンがボーカルで参加しているむっちゃかっこいいポストパンク・アヴァンロックファンクバンド。あまり売れずアルバムもこの一枚だけだが、もっと評価をされていいグループであることは間違いなく、この時期のオルタナティブの一つの到達点と言ってもいい。あるサイトに書かれていたこの文言がまさに言い得てる。「音楽を再定義した時代の、生々しいエネルギーと創造性を体感してください」。必聴!ジャケ質悪いので少しお安く。 #16482
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Faust独クラウトロックの雄ファウスト。Polydor から2作を発表後、Virgin レーベルに移籍してきた彼らのプロモーションのためにシングルレコードの価格で販売されたというサンプラー盤。デモ音源など未発表音源から編集されてるところが貴重な番外作品、フリーキーな音響実験と切なさやコミカルさまで感じさせる歌モノなどが入り混じり切れ目なくつながれたコラージュアルバムとなってます。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16485
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Z'EV (Stefan Joel Weisser)インダストリアルパーカッションの先駆者的存在であるアメリカのコンセプチュアルアーチスト、ドラマーでもあるStefan Joel Weisserによるハードなメタルビート作品。レジデンツのラルフレコードやエリオット・シャープ、若き日のカール・ストーンなどとも交流があり、確かな演奏の技術を持ちつつ、自作楽器の制作や数々のパフォーマンスを行うなど、アートの文脈で活動し続けた。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16457
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Lenny Pickett With The Borneo Hornsタワー・オブ・パワーのメンバーであり、NBCで放送されていたサタデー・ナイト・ライブ・バンドの音楽監督でもあったLenny Pickettが結成、デヴィッドボウイやフレースジョーンズのバックなども務めたブラス隊Borneo Hornsを率いて制作した、ブラスとパーカッションのみの前衛インストグループ。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16323
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Slapp Happy / Henry Cowスラップハッピーとヘンリーカウとの合体共作アルバム。Virgin Greenレーベル盤。とっつきにくいと思われがちなアヴァンロック・レコメン系の、シニカルでポップな部分だけを集めた、極めて高度で素晴らしい作品。全人類必聴! genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16201
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Only a Mother (Frank Pahl)アヴァンポップと言えばフランスの専売特許のように思われますが、アメリカにもおりますFrank Pahl師匠がおります!数々の自作楽器によるソロ作品や、Klimpereiとの共作盤などもあるPahlがリーダーを務めていたアヴァンポップバンドがOnly a Mother。本作はレアな1stアルバムです。その後のCDに収録される曲の原型を演奏していたりもするので、パールファンは必携! #16058
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Fred Frith前衛ロックシーンの中心人物であるギタリストがレジデンツのラルフレコードからリリースしたソロ3枚目。彼が最も信用をおくバンド、エトロン・フー・ルルーブランと、彼自身のバンド、マサカーが片面づつバックを務める、ちょっとチープでストレンジな快作! #16252
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V.A. (Club Foot Orchestra, Naked City, Bay of Pigs, etc.)レジデンツのラルフレコードなんかからもリリースしている西海岸の謎のアヴァンポップ楽団Club foot Orchestra人脈のコンピ。立花ハジメ「H」の元曲である"Theme from Club foot"や「H」のライブでも演奏していたAlterboysの"Frank Sinatra"など。この辺の音はレコメンともNYロフト派とも違う独自のものであり、必ず再評価されるのでヨロシク!デカめのポスター付き。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16056
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Psynkopatスウェーデンのアヴァンジャズロックグループ。ハードながらコミカルさも感じる緻密なコンポジションに攻撃的な単音シンセ、ヘビーなギターソロと演劇的なボイスが色を添える完成度の高いアルバムです。ギターのPetter Brundellはその後ソノタ推薦のNWバンドStåålfågelに加入します。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#16262
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Etron Fou Leloublanロックの脱構築を実践したエトロンフー5枚目にしてラストアルバム。前衛的かつポップ、かつて聴いたこともないようなアンサンブルは、すでに完成の域に達し、プログレやレコメンファンも平気で置いていく痛快さ。pro. Fred Frith。 genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#15772
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Hatfield and the North英盤 80年。2枚のアルバムを残して解散したハットフィールド&ザ・ノースの解散後に出たベスト盤的編集盤。シングルオンリーの曲やライブテイクなどのレアトラックも収録されているうえに、ジャケも素晴らしい、ハットフィールド&ザ・ノース関連のアルバムの中でも一番のレア盤になっている。名曲レッツ・イートをアナログで聞きましょう! genre = レコメン・アヴァンポップ Avan-Pop, RIO
#14731
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